スピーカー工作の道具


木工用ボンド

小型スピーカー2本一組を製作する場合、容量200g程度の物を選んでいます。ボンドは古くなると粘りが強くなり、使いづらくなりますので、大量に余りが出ないようにしましょう。

まんりき

大きな物は必要ありません。写真の物は、手の平に乗る大きさです。ツメ付きナットを削る時、これで挟みます。
また、配線のハンダ付けの際、線の固定にも役立ちます。


ヤスリ

左三本は木工用、右端が金属用ヤスリ。木工用半丸ヤスリ(左から二番目)は、バッフルの穴の裏側にテーパーをつける時に使います。またバッフル穴に配線ケーブルを通すための隙間を作る際には、平タイプや棒状タイプのものを使用します。金属用はツメ付きナットを削る時に使用します。

スコヤ

板どうしの接着の際、直角を出すときに必要です。サシガネでも代用はできますが、一つあれば便利です。きれいに組み立てるコツは、正確に直角を出すことです。

サシガネ

板に線を引く時に使います。私は、長さ30cmの物を使用しています。スコヤの代わりにもなりますが、厚みがないので、少しの振動でも倒れてしまうのが難点。


ハタガネ

板と板を挟んで接着します。主に釘を使わずに接着剤のみで組み立てる際使用しますが、釘を使う場合でも、予めハタガネで板をきちっと固定してから打ち込むと、きれいに仕上がります。板の接着面にはボンドが付いてますので、そのままの状態で釘を打ち込むと、ボンドで板が滑って、板がずれてしまいます。長さは製作するスピーカーの高さ以上の物を1本と幅以上の物2本、あれば便利です。全てハタガネで組み立てる場合は、高さ以上の物を1本と幅以上の物が10本くらい欲しいところです。


ハンダこて・こて置き

ユニット及びターミナルの結線のときに使用します。



ハンマー

ハンマーは釘やツメ付きナットを打ち込むときに使用します。慣れないと結構難しいので、初心者の方は余った木で練習してから本番に臨んだほうがいいかも。ハンマーは良く見ると、凹凸になっているものがあるので最初は凹で打ち最後に凸で打つと良いでしょう。最後に凸で打つことにより、釘が板にめり込み、きれいに仕上がります。



円切りカッター

ユニット取り付け用のネジ穴の位置を正確にマーキングする為に、このカッターでプラスチックのシートを切り抜き、型を作ります。ひな形は、CADで正確に作ります。



クギぬき
ワイヤーストリッパー
ラジオペンチ

(左から)クギしめ?、クギ抜き?よくわりませんが、とりあえず持ってます。ワイヤーストリッパーは、自作16年目にしてやっと購入しました。ラジオペンチは写真のように、ふたつのタイプがあると便利です。



卓上ボール盤

穴を垂直にあけることが出来ます。
これは購入して正解でした。(8千円前後で購入できます。)




大きな穴あけ用ドリル

主にユニット取り付け用の穴あけに使用します。穴あけの際は、板厚の半分まで進んだところでいったん止めて板を裏返し、今度は反対側から残りの半分をあけます。ちなみに私の場合、購入したドリルは、先端のらせん状の部分を金属用のヤスリで削り取っています。
径の大きなドリルは、このらせん状の部分の影響で、板を引き寄せる力(板にもぐる力)が強く、しっかりと板を固定しないと加工の際、板が浮き上がってしまいます。ここを削ることでその力は弱まり、板が浮き上がるのを防ぎます。



へら

広い面にボンドを塗るとき、へらを使ってボンドを広げます。非常に便利ですよ。



サンダ
*マスク着用*

木材の荒れた表面をならす時に使います。
集塵機付がお勧めです。



トリマー
*マスク着用*
(ゴーグルがあれば尚良い)

板のはみ出しを整える目地払いや、コーナーカットの際に用います。
集塵ホースの取り付け可能機種がお勧めです。



ディスク・グラインダー
*耳栓・マスク着用*

爪付ナットを削る際に使用していますが、必要というわけではありません。
大量のナットを削る場合は、手作業より圧倒的に早くて楽です。





その他

・紙やすり(#40〜400)
・4mmのボルト(8〜12cmユニット用 長さは板厚によります)
・釘(15ミリ厚の板を使用する場合は長さ29mm位)
注)私は基本的には使いません。
・プラスのドライバー
・透明プラスチックシート(0.5mm厚)
・カッター
・定規
・方眼紙(設計に使用)
・キリなどの、先のとがった物(マーキングに使用)
・キッチンタイマー(接着時間の管理に使用)



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